情報リテラシー論ってなに?

情報?リテラシー? 何も知らない長岡造形大学の1年生が「情報リテラシー論」の講義を受けて学んだことや考えたことを書き記します。

第4回情報リテラシー論レポ「ソーシャルメディアの台頭」2019年10月14日

 


みなさんこんにちは。

 


なんだか最近急に肌寒くなりましたね☃️

寒すぎて、さっそく暖房をつけてしまいました。

 


季節の変わり目で体調を崩す人も少なくないのでしょうか?

 


体調管理には気をつけてくださいね。

 


さて、それでは今回も情報リテラシー論の講義のレポートをまとめていきたいと思います。

 

 

 

今回の動画


今回の講義の導入で見た動画です。↓

https://m.youtube.com/watch?v=Ndj6Th1ikkg

 


ハヤカワ五味さんは個人的にずっと前からTwitter(@hayakawagomi)をフォローしていたのですが、実際に話しているところを見たのは初めてでした。

 


SNSは幸も不幸も倍増する。

幸せなこともいっぱいだけど、マイナスなことも帰ってくる。

 


この言葉はとても心に残りました。

 


私も普段からよくSNSを利用していますが、同じ趣味の仲間に出会えたり、遠く離れている友達といつでも交流できたり、SNSを通じて幸せをたくさん感じることができています

その反面SNSが原因で悲しんだり落ち込んだりする人も少なくないというのも事実です。

 


SNSは使い方次第で毒にも薬にもなるんですね。自分にとってプラスになるようにSNSを活用していきたいです。😌

 

 

 

 


ソーシャルメディアの影響


2001年小泉純一郎みなさん元首相は首相として初めてメールマガジンを発行しました。その人気は凄まじく、最盛期には225万人以上の読者がいました。

これはメルマガ購読数としては世界一とも言われ、ギネス申請と騒がれた程の数でした。

 


現在ブログのユーザー数が頭打ちになったのは、mixiモバゲータウンGREEツイッターといったソーシャルメディアの普及が影響していると言われています。

 


2008年オバマ元大統領がTwitter(@BarackObama)を使って選挙で当選します。

 


2010年元旦鳩山元首相がTwitter(@hatoyamayukio)を開始します。

当時まだ知名度が低かったTwitterが日本で広く知られるきっかけとなりました。

 


2011年1月アラブの春」が起きます。

 

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(出典:イーンスパイア(株)横田秀珠「情報リテラシー論」講義資料)

 


上の図のようにソーシャルメディアを駆使してエジプトの独裁政権を崩壊させたのです。

 


逆に言えば、ソーシャルメディアを利用すれば、政権を崩壊させる事もできる。という事でしょう。

ソーシャルメディアの影響力の強さを感じます。

 

 

 

2011年3月11日東日本大震災が起きました。

日本中の多くのサーバーが混み合いダウンしてしまう中、Twitterも投稿数が急増。しかし、世界規模のサーバーはがダウンする事はありませんでした。

 


このことによりツイッターの利用者が急増したと言われています。

 


今では誰もが利用しているLINE「大切な人と連絡が取れなくなった」東日本大震災がキッカケで誕生したのです。

 


2012年10月5日首相官邸のLINE公式アカウントを開始します。

現在、国内のLINE利用者数8100万人の中で、首相官邸公式アカウントの登録者数は394万人(2019.10.14付)です。

ユーザー全体の約4.9%が利用していることになります。

 


Twitterでは国内利用者数4500万人に対して首相官邸のフォロワーは110万人(2019.10.14付)です。

これはユーザー全体の約2.4%です。

 


Facebookでは国内利用者数2700万人に対して首相官邸の登録者数は43万(2019.10.14付)です。

これはユーザー全体の約1.6%です。

 


まとめると

LINE→全体の約4.9%

Twitter→全体の約2.9%

Facebook→全体の約1.6%

 


首相官邸のサービスをりようしているということです。

 


数字にしてみると差がついていることが分かります。

LINEだと登録しているかどうか他人には分からないからユーザー数が多いのでしょうか…?🤔

個人が分かってしまうFacebookが1番登録割合が低いのもそのせいなのかもしれませんね。

 

 

 

個人情報のネット公開


ソーシャルメディアを利用する際、多かれ少なかれ個人情報をネットに公開することがあると思います。

 


そんな個人情報に関するデータがこれです↓

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(出典:イーンスパイア(株)横田秀珠「情報リテラシー論」講義資料)

 

 

利用率と情報公開率が最も高いのは10代後半〜20代女性。というのには納得です。

 


本名よりも「顔がわかる画像」に抵抗がある。というのもなんとなくわかるような気がします。

個人の感想ですが、「本名より顔がわかる画像に抵抗がある」というのは、個人情報公開に対する危機感というより、単純に自分の顔を見せたくないだけじゃないかなと思いました😅

 


自分の見た目にあまり自信がない人なんかは、とてもじゃないけれどネット上に自分の顔なんて公開したくないと感じるのではないでしょうか。

 


実際に私はそういう理由で自らの顔が写っている写真はSNSで公開することはありません。

 


そして、やはりFacebookの情報公開率は圧倒的に高いですね。

そもそもFacebookは本名と顔写真を公開するルールがあるので当然と言えば当然でしょう。

それ故に情報公開を嫌う日本人にはFacebookがそれほど利用されていないのでしょう。

 


しかしみんなが情報公開をするからこそ、自分と関わりのある人たちと繋がることができるというのはFacebookの最大の強みでもあります。

 

 

 

3つのソーシャルメディア


TwitterFacebook、LINE


国内でも多くの利用者を持つ3つのソーシャルメディアですが、それぞれの違いは一体何なのでしょうか。

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(出典:イーンスパイア(株)横田秀珠「情報リテラシー論」講義資料)

 

 

 

このように3つのソーシャルメディアにはそれぞれで大きく異なる点があります。

 


LINEやFacebookに比べるとTwitterは実際に会ったことない人とも簡単に繋がることができるのが特徴的です。

 

 

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(出典:イーンスパイア(株)横田秀珠「情報リテラシー論」講義資料)

 

 

弱い絆の強さ」

顔や名前を知らない「他人」だからこそ相談できることもきっとあります。

自分が何者なのか誰もわからない世界だからこそ発信できる情報もあるでしょう。

 


Twitterは、日常生活で悩みや不安を抱える人たちにとって「SOS」を発信できる場所でもあるのです。

そのような人たちにとってのTwitterは救いの場所にもなり得るのでしょう。

 

 

 

そしてFacebookのようにお互いのことをよく「知っている」からこそ、分かり合える部分も勿論あります。

 


どのソーシャルメディアにもそれぞれの良さがあります。しかし、どのソーシャルメディア人と人が「繋がる」ことで成り立っています。簡単に世界中の人と繋がることができる今だからこそ、今一度人との「繋がり」を意識したいですね。

 

 

 

ソーシャルメディアと消費


何か欲しいものがあるとき、

インターネットを使って欲しいものを探すことがあると思います。

 


今の時代、インターネット利用者の8割インターネットの検索機能を買い物に利用しています。

しかし、その6割「検索したキーワードでほしい情報が見つからない」と不満を持っているそうです。(詳細は→https://markezine.jp/article/detail/10809)

 

 

 

だからこそ今は、

SNSや現実世界での友人や知人の口コミを通じて買い物をするようになってきています。

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(出典:イーンスパイア(株)横田秀珠「情報リテラシー論」講義資料)

 

 

 

友達の口コミやおすすめの影響力が大きく、

部外者の売り込みには通用しない時代になってきているということです。

 


確かに、Twitterなどで反響があった(いわゆる、バズった)商品が一瞬で在庫切れになったり店頭から無くなったりする…。という事も最近ではよくある話ですよね。

 


私もTwitterでバズっていた商品を買った経験が何度もあります😅

 


つまりこれからの時代は企業側もうまくソーシャルメディアを活用していかなければいけないという事です。

 


Instagramなどで、インフルエンサーと呼ばれる人達が商品のPRをする事も多いですよね。

上手くいけば今までの広告方法なんかよりもずっとずっと売り上げが伸びたりするのでしょうか🤔

 

 

 

人間関係も変化する時代

 


インターネットで世界中の誰とでも繋がれる時代だからこそ、人間関係のあり方も変化しています。

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(出典:イーンスパイア(株)横田秀珠「情報リテラシー論」講義資料)

 

 

 

大学で知り合った友達と過ごす時間は私にとってすごく大切な時間ですが、インターネットで知り合った気があう人と話をしている時間というのも、私にとってとても大切なものです。

さらに今は別々の道を進み別々の場所で暮らしている中学、高校で仲が良かった友達とも、SNSを使って毎日交流しています。

 


今もずっと繋がりが途絶えていないのは、間違いなくSNSが存在していたからです。

 


このように人間関係も多様化した時代ですが、どれが正しいとか、どれを大切に、とかそういう問題ではなく、どれも等しく大切にして行きたいと私は思っています。

 


個人的な意見ですが、物理的に近い距離にいる人、精神的に近い距離にいる人、インターネットを通して知り合った人、色んな出会いがあるからこそ、自分の中でそれぞれいくつかの世界が作られるイメージがあります。

 


ひとつの世界で何か苦しい事があったり悩み事があった時などは、また違う世界に逃げる事ができます。

 


私は今までひとつだけの世界で生きていましたが、大学生になって地元を離れて一人暮らしをはじめて、「大学での生活」と「それまでの生活」という全く違う世界が生まれたことによって、とても生きやすくなったように感じているのです。

 


もちろん、どちらの世界も大切な私の世界です。

どちらも大切にしていきたいと思っています。

 


まとめ


今回の講義ではソーシャルメディアについて知ることができました。

 


ソーシャルメディアの普及により人々の生活はどんどん変わっているのですね。

 


目まぐるしく発展を遂げるソーシャルメディアの世界だから、これから先5年、10年で、またいまとは全く違う生活になるかもしれませんね。

 

 

 

 


最後に「情報リテラシー論」の講義をしてくださっている先生の紹介させていただきます。

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イーンスパイア株式会社代表取締役 

ネットビジネス・アナリスト 

横田秀珠先生

http://yokotashurin.com

 

最後までご高覧いただき、ありがとうございました。