情報リテラシー論ってなに?

情報?リテラシー? 何も知らない長岡造形大学の1年生が「情報リテラシー論」の講義を受けて学んだことや考えたことを書き記します。

第3回情報リテラシー論レポ「検索エンジンの変遷と進化」2019年10月7日

 

みなさんこんにちは。

 

史上最大規模と言われる台風19号が日本に上陸したことで世間の話題は持ちきりです。🌀

 


みなさんお怪我はありませんでしたか?

被害に遭われた地域の皆さんが心配です。

 


こんな時だからこそ家族や友達との連絡手段やリアルタイムでの情報収集ができるインターネットやSNSの重要性を改めて痛感しています。

 

 

さて、それでは今回も情報リテラシー論の講義のレポートをまとめていきたいと思います。

 

 

 

今回の動画


今回の講義の導入で見た2つの動画です


did you know 4.0 ↓

https://m.youtube.com/watch?v=1ZrRIkk2XII


ソーシャルメディア革命3↓

https://m.youtube.com/watch?v=82zcIHtrALA


前回学んだインターネットやSNSの歴史や進化を改めて感じられます。

 

 

 

検索エンジンについて


・メニューについて

 

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これは今現在スマホスクリーンショットを撮ったYahoo! JAPANのトップページです。

ご覧の通りメニューやニュースが沢山並んでいます。

 


ですが本当はメニューで選択肢を与えるなら5個〜7個が理想的なのだそうです。

理由はそれ以上になると人は情報を探しにくくなるから。

 


Yahooはそれ以上の選択肢が多く並んでいます。機能が沢山あることをアピールすることを重視している事が分かります。

 

 


・Webサイトの減少…?


↓英語で書かれているので私には少し分かりづらいですがWebサイト数の変移がよく分かるサイトです。

https://www.internetlivestats.com/total-number-of-websites/

 


世界中のwebサイトの数は

去年2018年の19億に比べ

今年2019年は17億に減少しています。

 


それまで増加し続けていたwebサイト数の減少は一体何が原因なのでしょうか…?

 


私の考えは、講義中よこたん先生もおっしゃっていた通り「アプリの増加」が原因だと考えます。

 


ではそもそもWebサイトとアプリの違いってなんなのでしょうか?

 


webサイト

  • 通信量が多め
  • ダウンロードは不要
  • コストが低い
  • データ容量は少なめ

 


アプリ

  • 通信量が少ない
  • ダウンロードが必要
  • コストが高い
  • データ容量が多め

 


ざっくりと調べた感じこのような違いがありました。さらにアプリはプッシュ通知の機能がありますね。

 


スマートフォンが普及した現代ではアプリを使用する人が増えています。

webサイトに比べて速い動作や起動が可能になっているアプリの需要が高まっているのでしょうか。

 


あまり意識したことはありませんが、私も普段はwebサイトよりアプリばかり使用しているような気がします。

 


個人的な印象ですが、同じものでもweb版よりアプリ版の方が使いやすいデザインだったり、はじめてでも使いやすいようにメニューが整理されているイメージがあります。

 


冒頭で話したメニューでの選択肢の量に関連しますが、web版は選択肢が多すぎてなんだかよく分からない!となる事が多い気がします。


ユーザーにとっての使いやすさはとても大切なんですね。

 

 

 

Yahoo!Google

 

検索エンジンのシェアは現在日本・世界ともにGoogleがナンバーワンです。

2016年頃までは日本ではyahoo!がトップでしたが、2017年頃からGoogleのシェアが高くなってきたようです。

 


それまでシェア率が国内1位だったYahoo!の他検索エンジンとの違いはカテゴリ検索にあります

 


“「Yahoo!カテゴリ」は、1996年4月1日のYahoo! JAPANのサービス開始時から提供しているサービスの1つで、「エンターテインメント」「ビジネスと経済」などのカテゴリをたどって目的のサイトを探す、「ディレクトリ型検索」と呼ばれるサービスです。”

(引用:ヤフー株式会社HP https://about.yahoo.co.jp/pr/release/2017/06/29a/)

 


下の図のようにYahooのカテゴリ検索は

複数のカテゴリの中からひとつを選択し、その中からまた選択していく…という仕組みになっています。

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(出典:イーンスパイア(株)横田秀珠「情報リテラシー論」講義資料)

 


この図を見ていただければ分かる通り全てのカテゴリに7つ選択肢があったとして、この仕組みを7回繰り返すと82万3543という膨大な量の選択肢があるという事になります。

 


人が手作業で行なっていたカテゴリ分別も増え続ける情報量には太刀打ちできず、2018年3月29日にYahoo!カテゴリ登録サービスは終了しました。

 


そんなYahoo! と比較されるのがGoogleです。

Yahoo!派」「Google派」なんて言葉もありますが、実はYahoo!Googleどちらの検索エンジンで検索しても検索結果の順位は同じです。

というのは、Yahoo!Googleは2010年12月から検索業務の提供をしているためです。

 


私は全然知らなかった事なので講義を受けた時にかなり驚きました。

検索業務の提供を開始する前はどんな感じだったのでしょうか。

 


更に詳しく分析すると、Yahoo!の検索結果はGoogleの検索結果に加え

 

 

などのYahoo!関連サービスがプラスして表示されます。

 


どちらで検索しても検索順位が変わらないのならどちらかにこだわる必要はあまりないように感じます。

まあ、かくいう私も国内・世界シェアトップのGoogleを利用していますが…💦

 

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(出典:イーンスパイア(株)横田秀珠「情報リテラシー論」講義資料)

 


先程見たYahoo!カテゴリ検索と比較するとGoogleのキーワード検索は単純明快で利用しやすいように感じますね。

膨大な情報が流れるインターネットの世界では自動で判断されるキーワード検索の方が良いのかもしれませんね。

 


そんなGoogleですが、実は検索エンジンの会社ではなく広告代理店です。

Googleの売り上げは96%が広告収入なのです。(2010年)

 

 

 

「えー!!そうだったのー!😦😦😦」

 


そんなこと考えたこともなかったのでこれまたビックリでした。

 

 

 

・広告の掲載位置について

 


そんなGoogleの広告の掲載位置はクリック単価×評価スコアで採点される「広告ランク」によって決められています。

 


クリック単価とは

  • キーワード毎の入札式
  • ライバル有無、競争で変わる

 


評価スコアの基準とは

  • キーワード広告のクリック率
  • キーワードと広告のマッチ
  • キーワドとページのマッチ
  • 広告の設定方法

 

 

 

つまり「広告ランク=クリック単価×評価スコア」ということです✨

 


講義中によこたん先生がいろんなワードのクリック単価を調べてくれたのですが、ワードによってかなりばらつきがあって面白いと感じました。

 


例えば…

復縁257円

ロボホン392円

脂肪吸引997円

中絶1809円

キャッシング4040円

 


こうやって見ると、キャッシングなど利用金額が高めなワードほどクリック単価が高額に設定される傾向があることが分かります。

 


・検索順位について

 


Googleは広告の掲載位置だけではなく、検索順位にも決め方があります。

 

1.検索したキーワードが含まれているか?

ブログ名、ページ名(記事名)、ページ内

 

2.キーワード検索したユーザーにマッチするか?→情報の多さ、濃さ、最大公約数


3.サイトに訪問したユーザーが満足するのか?

辿りやすさ、分かりやすさ、滞在時間

 

 


この3点によって検索結果が決められているそうです。これらは

検索エンジン最適化(Search Engine Optimization )=SEO対策

と呼ばれています。

 

 

 

なるほど、

なんとなくアクセス数の多さだけで決まっているイメージがあったのですがGoogleは様々な要素を踏まえた上でユーザーにとって最も適切なサイトから順に表示しているんですね。

 

 

じゃあこのブログが情報リテラシー論」で検索結果上位に上がるには情報リテラシー」というワードを本文に多用すればいいのかな…?🤔🤔

 


情報リテラシー論……情報リテラシー論……情報リテラシー論……情報リテラシー論……情報リテラシー論…………

 


ページランクについて

他にもGoogleにはページランクというものがあります

自分のホームページのリンクを人に貼ってもらうと評価が上がり、ランクが上がるというシステムです。

Googleは自分が良いと思う事ではなく「人がみて良いと思ったもの」を評価しているんですね。

 


しかし現在はリンクの共有方法がどんどん多様化していきSEO対策も困難になっているようです。

確かに、わざわざ自分のホームページにリンクを貼る…なんてことはあまりしないですよね🤔

人に拡散したい情報はツイッターリツイートしたり、ラインにそのままリンクをコピペしたり、本当に多様化しています。それを1つ1つ確認していくのは不可能ですね…。

 

 

 

・人の記憶とインターネットの記憶

 


なんと今、インターネット上の検索エンジンの台頭により、人間の脳が情報を記憶する方法が変わって来ていると言われています。

 


↓詳しくはこちらの記事へ

https://www.itmedia.co.jp/news/spv/1107/15/news062.html

 


情報そのものではなく、“どこで”情報を得られるか”を記憶するようになっているのだとか…。

た、確かに……。

言われてみれば、私も情報自体よりどこでその情報を入手できるかということを大切にしているような気がします。

 


私は大学生になって1人暮らしを始めてたことで自炊をするようになったのですが、なかなか材料や調理法が覚えられずにいつも料理アプリに頼りながら自炊しています😅

 


アプリを開けばいつでもつくり方が分かる!と思ったら、なかなか脳はつくり方を覚えようとしないんですね。

 

 

 

インターネットの検索やSNSに依存せずに、自分の脳を鍛えることは大切だと思います。

 


ですが、私がもしインターネットの検索機能やSNSを使えなかったとしたら……

 


そもそも自炊をしようとも思わなかったかもしれません。

検索ですぐに知識を得られる現代だからこそ、自分の興味のある分野に一歩踏み出してどんどん歩むことができる。というインターネットの良さも、私は大切にしていきたいと思います。

 

 

 

まとめ

今回の講義では検索エンジンの変遷と進化について知ることができました。

正直検索エンジンの仕組みや種類なんてあまり意識したことなかったですが、こうやって勉強して見るとなかなか興味深いことがいっぱいで面白いですね。

 


最後に「情報リテラシー論」の講義をしてくださっている先生の紹介させていただきます。

👇

 


イーンスパイア株式会社代表取締役 

ネットビジネス・アナリスト 

横田秀珠先生

http://yokotashurin.com

 

最後までご高覧いただき、ありがとうございました。