第2回情報リテラシー論レポ「インターネット概論と歴史」2019年9月1日
みなさんこんにちは。
10月1日から10%に引き上げられた税金に関する話題で世間が騒がしいですね。
今週から本格的な情報リテラシー論の授業がはじまりました。
ではさっそく第2回の講義のレポートをまとめていきたいと思います。
変化する時代
授業開始時にプリントが配布される際、スクリーンに動画が映し出されます。
内容は「最新デジタルツール活用術特集」2010年に放送されたものだそうです。
じ〜っとその映像を見ていて感じたこと…
「古い‼️古すぎる‼️」
Twitterでの広告効果などなど…
今では誰もが当たり前に行なっていることがこの時は最先端を取り入れた活動だったんですね😳😳
この時代を私も生きてきたはずなのに、なんだか今見ると異世界を見ているように感じました。
9年前と考えると確かに昔のように感じますが、人類の長い歴史を考えるとたった9年でこれだけ時代が変化したことに驚きです。
そしてよこたん先生のインタビュー
「世の中が変わっているのに自分が頑固として変わらなければ売り上げは厳しくなる。」
この意見には私も同意します。
今の時代が動くスピードは目まぐるしく、変化する環境についていくのは確かに大変なことかもしれませんが、もう今ではインターネットがなければまともに仕事もできないのではないでしょうか。
そもそもこの「情報リテラシー論」という講義があること自体が、今の時代のインターネットの必要性を物語っています。
ダーウィンも「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である。」
という名言を残しています。
変化する環境にに適応する力は、どの時代でも生きていくにおいて最も重要なことなのだと感じました。
インターネットの歴史
・インターネット誕生
↓1993年4月30日に公開されたこれが世界最初のウェブサイトです。
http://info.cern.ch/hypertext/WWW/TheProject.html
文字しかなく、とてもシンプルなウェブサイトです。
でも、これが世界初のウェブサイトだと考えると何だか少し感動します。
普段URLなんかでよく見るWWWは
World Wide Web(ワールド・ワイド・ウェブ)
の略称です。
World Wide→世界的な
Web→蜘蛛の巣
なので、
「世界に幅広く蜘蛛の巣のようにリンクを張り巡らす」という意味があります。
このワールド・ワイド・ウェブでは、インターネットでの文章や画像や動画が大規模にリンクで結びついているということでしょう…
・人口で見るインターネット普及率
世界人口76億人
電気を使用できる人口62億人
ネット人口40億人
日本人1億人
世界人口76億人に対してネット人口が40億人ということは、インターネット利用者は総人口の約53%ということになります。
すごい数です。今や世界中の2人に1人はインターネットを利用しているということになります。
そしてデータブック「DIGITAL 2019」によると、現在の日本のインターネット普及率は94%だそうです。
日本国内に至っては、国民のほとんどがインターネットを利用しています。
インターネットを制するものが時代を制するといっても過言じゃないのではないでしょうか…?
・回線速度について
回線速度…?🤔
ネットや機械にあまり詳しくない私には少し難しく感じる話です。
とりあえず検索してみたところ
「1秒間に送ることが可能なデータの量を表す概念」ということらしいです。
なるほど……。
そんな無知な私にもわかりやすい例えをよこたん先生が教えてくれました。
1996年OCNエコノミー128kbps が徒歩だとすれば、
2016年光1Gbps はロケットくらいの速さだそうです。
🚶♂️💨→ 🚀‼️
すごい✨
およそ20年で回線速度は約7800倍だそうです。
さらに2020年に運用開始予定の「5G」は単純計算で現在使われている「4G」の200倍も速い超高速通信が可能なのだとか‼️
(理論上は100倍だそうですが、それでもすごい‼️)
これだけ回線速度が劇的に進化する一方で
トラフィック量(インターネットを行き交うデータ量)も爆増しているそうで…
1997年から2016年のおよそ20年で約13,000倍も増加したそうです
更に調べてみたところ2020年には2017年の3倍のトラフィック量になる見込みのようで……
とんでもない量の情報がインターネットを行き交っているということがわかります。
この超高速通信・超大量情報の時代がどんどん発展していけば、現在の生活ではまだ考えられないようなことができる時代が来るでしょう。より良い活用ができるといいですね。
・様々なユーザー数と数字
https://www.internetlivestats.com
↑これはインターネットやソーシャルメディアに関わる様々なユーザー数や数字がリアルタイムで反映されていくページです。
ザッと見た感じ、全ての項目で数字が増え続けています。
インターネット、ソーシャルメディアが人類に普及していく様子がリアルタイムで見れるのは面白いですね。
興味深いのは、日本では大人気のTwitterは世界規模で見るとそれほど飛び抜けて人気というわけではないことです。
逆に日本の若者にはそれほど人気がない(?)Facebookのユーザーがとても多いのは意外でした。
私個人の話になりますが、私がTwitterでイラストを投稿した時、中国の方から「Weiboに転載してもいいですか?」というメッセージが何件かきたことがあります。
その際(中国の人にはTwitterよりもWeiboというSNSが人気なんだなぁ)という印象を受けました。
国によっても人気のSNSが異なってくるのは結構面白いなと思いました。
・マスメディアについて
4大マスメディアと呼ばれるもの、それは
・テレビ
・ラジオ
・新聞
・雑誌
です。
しかし今のインターネット時代、これらのマスメディアを利用しない人も多いのではないでしょうか?
実際に私の家にはテレビはありません。
新聞も取っていないし、雑誌も定期的に購入はしていません。
ラジオに関しては、インターネットラジオで好きな時間に好きな番組を配信で聴いています。
私が4大マスメディアを利用しない理由は単純で、スマホ1つでどんな情報でも簡単に入手できるからです。
その昔、使用するインターネットは時間帯によって料金が変わったり回線速度が変わったりしていたそうです。
しかし、時代の変化とともにインターネットを利用する時間帯にも変化が現れ、今では1日中インターネットを利用できるようになりました。
そうなると…
インターネットを1日中使用
→テレビを見る時間と重なる
→テレビによるインターネット敵視
というふうになってしまいました。
しかし最近では、インターネットの勢力に対してテレビ側もネットで有名なタレントをテレビに出演させたりするようになったようです。
確かにネットで有名なタレントがテレビに出演してはSNSなどが盛り上がる様子をよく見かけます。
今のインターネット時代において、それまで盛んだった他マスメディアの方から歩み寄っていかなければ、どんどん廃れてしまうのでしょう。
逆に言えば、それほどまでにインターネット一強時代が来たということです。
やはりインターネットの力はすごいと感じました。
・溢れだす量>処理する量
4大マスメディアの時代からパソコン・スマートフォンの時代になるにつれて、人々が得る情報量がどんどん多くなってきています。
現代人が1日に得る情報量と、江戸時代の人が一生で得る情報量が同じくらいなのです。
しかし人間の情報の収集・処理能力は江戸時代からそれほど変わっていないです。
人が賢くなったわけではなく、パソコンやスマートフォンが賢くなっているのです‼️
人はパソコンやスマホを自分の手や足とすることで賢いフリをしているだけなのでしょうか…。そんな人間は賢いどころか馬鹿になってしまっているのでしょうか……。
でも、たとえ人間が馬鹿だとしても、私はもうインターネットを手放すことはできません。
馬鹿でもいいやとすら思える。
それがインターネットの力です。
恐らく私に限らず今の時代を生きる人類の多くが、もうすっかりインターネット無しには生きていけないようになっているでしょう。
なんだか少し怖いですね。
・WEBブラウザの歴史
今回の講義で私が1番難しく感じたテーマです。私はWEBブラウザについてあまり詳しくありません。
そもそもWEBブラウザってなんでしょうか?
ウェブブラウザ(インターネットブラウザ、web browser)とは、World Wide Web(WWW)の利用に供するブラウザであり、ユーザエージェント(UA)である。具体的には、ウェブページを画面や印刷機に出力したり、ハイパーリンクをたどったりするなどの機能がある。単にブラウザ(ブラウザー)と呼んだ場合、多くはウェブブラウザのことを指す。(Wikipediaより引用)
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ウェブブラウザ
う〜ん…なるほど。
まだ難しいです。
ウェブブラウザのシェアの変化を表した動画は、私にもわかりやすかったです。↓
私が小学生の時に受けたパソコンの授業では、Internet Explorerを使用していた記憶があります。この動画を見ると、まさに私が小学生だった頃はInternet Explorerがウェブブラウザシェア率の多くを占めていました。
歴史を辿ると1995年にMicrosoftがInternet
Explorerを無料搭載したWindows95を発売したことがきっかけで、Internet Explorerが広く普及したようです。
戦略です。
2019年現在ではGoogle Chromeが大半のシェア率を占めているようです。
Google Chromeが発表されたのは2008年12月。そしてGoogle Chromeがシェアで世界1位になったのが2012年。
3〜4年で世界ナンバーワンにまで上り詰めるなんてすごいですね。
そんなGoogleは2005年に全世界の情報をインデックス化(データベース化)するのに300年かかる」と発表していました。
しかし、友達にならないと情報が共有されないFacebookの登場によってGoogleは全世界の情報のインデックス化を諦めました。
そもそもSNSは
S=ソーシャル
N=ネットワーキング
S=サービス
の略です。
Social→社会的な
Networking→繋がりを提供するサービス
という意味を持っています。
先ほど紹介したWWWはHPとHPがリンクによって蜘蛛の巣のように張り巡らされていたのに対して、
SNSは人と人が繋がっているネットワークです。
SNSでは自ら情報を探さなくても、勝手に情報が流れてきます。
そんなSNSが増え続けている状況で、全世界の情報をインデックス化することは、私も不可能だと思います。
どこに住むどんな人とでも簡単に繋がることができるようになった時代だからこそ、簡単に仲間を探し出したり、インターネットやSNSで知り合った人と交際・結婚にまで発展したりすることが珍しくなくなっているのでしょう。
一歩間違えれば大変なことになってしまう危険性はもちろんありますが、多くの人が上手に活用してより良い生活ができることを願います。
・モノとモノがつながるIoT
モノのインターネット(物のインターネット[1][2]、英語: Internet of Things:IoT)とは、様々な「モノ(物)」がインターネットに接続され(単に繋がるだけではなく、モノがインターネットのように繋がる[3])、情報交換することにより相互に制御する仕組みである[4][5]。それによるデジタル社会(クロステック)の実現を指す[6][7][8]。(Wikipediaより引用)
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/モノのインターネット
人と人が繋がるSNSの次は、
モノとモノが繋がるIoTの時代がくるかもしれません‼️
これが実現すれば電波でスマホを充電したり、友達から無線で電力を借りられたりするそうです…。
す、すごい。
機械や施設などに発展すると、危険な作業などでの事故や怪我を防ぐことにも繋がるかもしれませんね。
将来的には無線充電の電源スポットが無料化すれば、災害時などにも役立ちます。
しかし何事にもメリットの分必ずデメリットもあると私は思います。
専門的な知識がないので詳しくはわかりませんが、あらゆるモノとモノが繋がることで、ひとつのモノのサーバートラブルなどが他のものにまで影響して、大混乱を招く…なんてどこかのアニメ映画でみたようなことになるかもしれません。
しかし、モノとモノが繋がる時代というのは想像するだけでワクワクします。
安全で快適な暮らしに発展することを期待します。
まとめ
今回の講義では、インターネットとはどんなものか、その歴史について知ることができました。20年30年の間にこれだけめまぐるしい発展を遂げている分野はインターネットだけではないでしょうか?
それほどまでに、インターネットは凄まじいスピードで発展を遂げ、今なお進化し続けています。
これからまた20年、30年後には世の中は一体どうなっているのでしょうか?
私には想像することすらできません。
今よりもっと楽しい生活だったらいいな😌
最後に「情報リテラシー論」の講義をしてくださっている先生の紹介させていただきます。
👇
イーンスパイア株式会社代表取締役
ネットビジネス・アナリスト
横田秀珠先生
最後までご高覧いただき、ありがとうございました。